電車deハイキング!登山後は温泉&ビール♪

電車でアクセスできるハイキングコースを紹介!下山後の温泉とビールも♪女性管理人によるハイキングレポート。

大野山ハイキング・レポート

関東の富士見100景の一つ、大野山にハイキングに行ってきました♪

富士山が見える山に登るのはほんと久しぶり。全体的に眺めがよくとても気持ちいいハイキングになりました。


大野山(おおのやま)とは?

大野山(おおのやま)は、神奈川県足柄上郡山北町の真ん中、丹沢湖の南に位置するなだらかな、標高723.1mの山。

頂上付近は広々していて、富士山がドーンと見えます。そして眼下にはエメラルドグリーンの丹沢湖や雄大な丹沢山塊が望める景観の素晴らしい山です^^

頂上付近には駐車場もあり、車でも来れるようになっているので、頂上には家族連れも多かったです^^


大野山ハイキングのコース

今回は、谷峨駅→大野山→山北駅のコースにしました。

大野山ハイキングマップの画像

谷峨駅→嵐地区→頼朝さくら→大野山山頂→一本松分岐→旧共和小学校→大野山登山口→交差点樋口橋→山北駅

所要時間は看板によると、4時間38分です。私たちもゆっくりペースで4時間半でした^^

走行距離:13.9km
消費カロリー:1.047Kcal
歩数:18.193歩
高低差:613.4m

大野山ハイキング高低差の画像


大野山ハイキングに必要な持ち物

■登山靴 (滑りやすいのできちんとした登山靴がおススメ)
軽量コンパクトな登山用ストック
■レジャーシート (山頂にはベンチが少ないのでシートがあると便利)
■帽子&UVケア (頂上付近は直射日光ガンガンなので、UVケアは必須です)
■防寒具 (頂上付近は吹きさらしなので寒い時期は防寒具必須です)

このコースは急な上り下りがなかったので、軍手は必要ないと思います。

お弁当ですが、谷峨駅付近にコンビニがなさそうだったので、以前に用意しておいた方がいいと思います!


谷峨駅から大野山山頂を目指す

それでは、ハイキングレビューです!

御殿場線の谷峨駅から大野山ハイキングスタート!(10時30分)

御殿場線の谷峨駅の画像

ハイキングコースには看板が付けられているので、ほぼ迷わず歩くことが出来ました。

駅を出たら右の道路沿いを歩いていくと、線路を渡る橋のところに看板が!

分岐点の画像

道なりに歩いて行くと、下の道路とぶつかるので、そこを少し戻るような形で看板通り進みます。(ここの看板、見落としがちなので注意!)

分岐点の画像

左手に東名高速の赤い陸橋を見ながら歩いていきます。

東名高速の赤い陸橋の画像

すごいのどかな風景ですね^^

案内の看板の画像

↑このように、案内の看板が所々に目立つように立ってるので、非常に分かりやすいんですよ。ありがたい。

吊り橋が見えてきました!

案内の看板の画像

吊り橋の先もまだ舗装された道路です。緩やかな登りなので息切れがしてきました^^;;

。緩やかな登りの画像


大野山ハイキングコース入口

いよいよ大野山ハイキングコース入口です!(10:55)
ここまでで、約30分歩いたことになりますね。

大野山ハイキングコース入口の画像

民家の横の細い道を登って行きます。ここも看板見落としに注意です!

やっと山道っぽくなってきました。

山道の画像

何やら前方にトンネルのような穴を発見!

トンネルの画像

覗きこんでみると先が見えません。なんだか怖い^^;;
隣の階段を上っていくと、また舗装された道路に出ました。この道を進んでいくと休憩所が見えてきます。(バイオトイレ)

バイオトイレの画像

頂上までの道で、ここが最後のトイレです。

さらに先にすすむと、またまた山道らしき雰囲気になってきましたよ^^

大野山まで55分の画像

大野山まで55分の看板です!

途中、面白い植物を発見!これは何なのでしょう?ハイキング好きの癖に草花に詳しくないので分かりません^^;;

トンネルの画像

山道を進んでいくと、また道路に出ました!そして無人販売のあずまやです。

無人販売のあずまやの画像

安くて美味しそうなんだけど、荷物になるので買えませんね^^;;

無人販売のあずまやの画像

東屋から頂上まで40分です。まだまだですが頑張りましょう~

東屋から少し歩くと突然行き止まりに!左手に柵の扉があります。

柵の扉の画像

よく見ると、「鹿猪通行禁止」と書いてありますよ!

「山林崩壊、森林再生、水資源原確保のために、杉(無花粉)、ナラ、クヌギを植林」とのこと。

そして扉の先は、一気に視界が開けます。上の方まで見渡せますよ。先に人影も。

見晴がいい

素晴らしい景色が広がってます。

素晴らしい景色の画像

棒が刺してあるのはなんなんだろうとよく見ると、これが植林なんですね。

素晴らしい景色の画像

成功してるんでしょうか?枯れているような・・・^^;;

木が無いので、日差しが直接当たります。これはヤバい。帽子必須ですね。

見晴がいい

温かい時期は風が気持ちいいものの、寒い時期だったら吹きさらしで寒だろうな~。防寒着も必須ですね^^;;

2度目の柵です。ここも開けて先にすすみます。(開けたら必ず閉める事)

見晴がいい

ほんと眺めがいいです。歩いてて気持ちがいい♪

見晴がいい

突然、チェーンソーアートのウサギちゃん登場です!スカイツリーと同じ高さだそう(634m)

チェーンソーアートのウサギちゃんの画像

スカイツリーの高さから見た景色です。目の前のベンチで、絶景を見ながら休憩♪

スカイツリーの高さから見た景色の画像

そろそろ頂上かな?頂上付近に囲いがあります。

牧草地の画像

頂上だと思ったところは牧草地でした。景色抜群です。

牧草地の画像

先へ進むとまたアスファルトの道路に出ます。そこをまっすぐ進むと大野山頂上となります!


大野山、頂上に到着!

スタートから2時間弱かかって、やっと頂上に到着しました!(12:25)

大野山、頂上の画像

残念ながら富士山方向は雲があつく、チラッとも富士山が見れませんでした(涙)

大野山、頂上の画像

富士見100選の一つとして楽しみにしてたのにがっかり。こればっかりは天候なので仕方がないですね^^;;

山北町のホームページからお借りした画像がコチラ。晴れてたらこんな感じに見えたんですね~。

大野山、頂上の画像

でも、丹沢湖と周りの山々の眺めは素晴らしかったです。

丹沢湖と周りの山々の画像

頂上はかなり広々していて、いくつかのベンチもあり、芝生の上にはレジャーシートを引いたハイカーがたくさんいました。

大野山、頂上の画像

だいぶ葉桜になってしまってるけど、かろうじてまだ桜が見れて良かった^^

大野山、頂上の画像


下山

頂上で景色を見ながらお昼を食べ、いよいよ下山です。(12:55)

地蔵岩コースの画像

頂上からは駐車場先まで舗装された道路を歩きます。

地蔵岩コースの画像

こちら側の景色も素晴らしいですねー。

地蔵岩コースの画像

しばらく歩いていると、突然急な下りの階段が出てきました。

下りの階段の画像

先の先まで下りの階段。結構しんどいです。

下りの階段の画像

やっと階段が終わると、今度は細い山道を下って行きます。

下りの階段の画像

柵があるところもあれば、無いところもあり、写真で見るより怖いです。子ども連れは注意ですね。

下りの階段の画像

下り初めて1時間、大野山ハイキングコース入口に着きました。(13:55)

大野山ハイキングコース入口の画像

入口には木のステッキが用意されてましたよ。ご自由にどうぞ?って感じかな^^

大野山ハイキングコース入口の画像

山北駅側から大野山頂上を目指す人も多いのかな~??

アスファルトの道を少し進むと、炭焼き小屋がありました。

炭焼き小屋の画像

ここで炭焼き体験も出来るみたいですよ^^

この辺は山桜がたくさん見られました。間に合って良かった。

山桜の画像


旧共和小学校

可愛らしい小学校に到着です!

旧共和小学校の画像

校門の左手には、二宮金次郎のちびっこ銅像がありました^^

二宮金次郎のちびっこ銅像の画像

のどかな小学校ですね。こんなところだったら子どもは伸び伸び育つんだろうな~。

キレイな花を見ながら、さらにアスファルトを下って行きます。

キレイな花の画像

この花、すごくたくさん咲いていたんだけど、なんていう名前の花なんだろう??^^;;

キレイな花の画像

景色を見ながらのんびり進んでいくと、水の音と共に、チリンチリンと音がします。

水車の仕掛けの画像

正体はコレでした。水の流れを使って鈴を鳴らす装置?!です。近くに製作者がいたので聞いてみたら、シカやイノシシからタケノコを守るためとか。

タケノコの画像

タケノコ美味しそうなんだけど、荷物になるので買えない(涙)

ところで下りは登りより舗装された道路を歩く距離が長く、足がパンパンになってきました。もうバスにでも乗っちゃいたいね!と話していたところに、素敵なカフェ登場!

カフェ・リーフスの画像

かなりの誘惑です。

カフェ・リーフスの画像

2Fにテラス席もあるようで、ハイカーの声がします。あ~、休みたい!!

ですが、我々はハイキングの後は温泉&ビールが基本です。休む時はビールを飲む時と決まってます。それまでは頑張らねば。

突き当りをトンネルの方に曲がり、線路沿いを歩きます。もうゴールは近い!!

トンネルの画像

ここも良い道。とってもキレイ水が道路脇を勢いよく流れていて、その音にも癒されます。

トンネルの画像

線路沿いを歩いていると、出てきましたよ、さくら湯の看板が♪♪

さくら湯の画像


鉄道公園

15:00、山北駅の南側にある鉄道公園に到着しました!!

鉄道公園の画像

この鉄道公園に展示してあるSLは、御殿場線を走ってたそうです。山北町は「鉄道の街」として栄えた歴史があるそうですよ。


町営さくらの湯

鉄道公園の先を行くと、「健康福祉センター」がありました。この建物の3Fが町営さくらの湯です。

町営さくらの湯の画像

さくら湯は、北海道長万部の名湯、二股ラジウム温泉の石を使用した人工の炭酸カルシウム温泉で、なんと露天風呂まであるんです。

小さいけれどもハイキングの疲れを取るのには十分すぎるお風呂でした^^

ちなみにココの施設は軽食はあるもののビールはありません(涙)


ぽっぽ駅前店

さくらの湯にビールがないので、いったん建物を出て山北駅改札側に回り、ポッポ駅前屋に入ることにしました。

ぽっぽ駅前店の画像

この雰囲気満点の外観。建物には歴史があり、鉄道の繁栄、衰退とともに歩んできた古民家だそうです。

まずはビールですよ。4時間半のハイキングの疲れをさくら湯で流し、ビールで〆る。生き返る瞬間です(笑)

カフェ・リーフスの画像

この一杯のためにハイキングしてると言っても過言ではありません。

お料理も地元の取れたて野菜から、なぜか海の幸も多かったです。お通しにタケノコ!嬉しい♪

ぽっぽ駅前店の画像

これ、なんだと思います?イカのくちばしですって。

ぽっぽ駅前店の画像

初めて食べたんだけど、友人も私も病み付きになり、お代わりまでしちゃいました。
何を食べても美味しくて大満足。店内も地元客やハイカーで大盛況でしたよ^^

お店には鉄道模型もあり、校長先生が書いたという黒板アートも素敵でした。

ぽっぽ駅前店の画像

お店は駅の目の前なので、電車の時間を調べてギリギリまでゆっくりできるのがいいですね。
今回は1時間しか時間がなかったのでゆっくり食べるこが出来なかったのが残念です。次回大野山をリベンジする時にはまた来ようっと。


山北駅

お店を出てすぐ前が山北駅です。

山北駅の画像

谷峨駅にはなーんにも無かったけど、山北駅のすぐ隣には立派な観光案内所までありました。

山北駅の画像

谷峨駅ではなかった登山地図も置いてありました。山北駅から上るハイカーも多いんでしょうかね。谷峨駅にも是非登山地図を置いて欲しいです!!


大黒山ハイキングの感想

上り下りとそれぞれ変化に富んだ登山コースで、景色も楽しめたし大満足のコースでした。

温泉ではなかったけど、さくらの湯も良かったし、ぽっぽ駅前店も美味しかったし、すべてにマルです。

ただ今回は残念ながら富士山が見られなかったので、次回またリベンジしたいと思います。あと丹沢湖ハイキングも惹かれてます。

と言うことで長々と続いた大黒山ハイキングレポートもそろそろ終わりを迎えます。お付き合いありがとうごあいました^^



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