電車でアクセスできるハイキングコースを紹介!下山後の温泉とビールも♪女性管理人によるハイキングレポート。
6月20日~22日、めもり~旅行のボランティアバスツアーで宮城県七ヶ浜にてボランティア活動に参加した体験記です!
24:30。池袋駅東口あおぞら銀行前に集合し、いよいよ人生初のボランティアツアーに出発です!!
バスは座席指定で私は友人と隣同士になりましたが、ほとんどの人は1人参加の模様。
4:30。途中の国見SAにて朝食タイム。配布されたお弁当を食べる。眠いし朝食早すぎる~(>_<)
高速道路からの画像。
海岸線から何キロも離れた場所なのに瓦礫がや流木が田んぼにたくさんあった。早くも津波の勢いに圧倒される。
高速を降りて街中に入る。復興は進んでるものの、よく見るとお店は開店できない状態だし民家も1F部分が浸水した後のような感じ。
7:00。塩釜の若芳荘にて本日の昼食のおにぎりを受け取る。
なんでもバス運転手さんが震災当日にこの若芳荘にて被災し、とてもお世話になったことから今回のボランティアバスツアーがはじまったとか。
お弁当を受け取る間、歩いてすぐの港に行ってみると、船がキレイに整列されていた。
近くにいたおじさんに聞いたところ、散らばっていた船を時間をかけて集めたのだそう。たくさんの船を元に戻すのは大変だっただろうけど、ダメにならずに良かった^^
一方で、やっぱりダメになった船も多いんだろうな。
お弁当を受け取った後、七ヶ浜町でもっとも被害が大きかった菖蒲田浜へ向かう。
海岸にはコンテナーが!
海岸や田んぼの瓦礫などの撤去は最後になるらしく、まずは民家が優先とのこと。
ここから先の海岸線は通行止めになってました。民家の瓦礫撤去作業はこの通行止めの手前がメインとなってるようでした。
海岸沿いのお家はすべて津波の被害に・・・(涙)
海も目の前で眺めも良く、広い敷地もあり、きっと地震前は住み心地の良いところだったんだろうな。
ところどころに家の形が残ってるのは、もうこの地域には住めないと判断して撤去が後回しになってるのかな?
まだまだ瓦礫が放置されています。
赤線のところまで津波がきたそうです。
崖の上は新興住宅地で見るからに高級っぽい家が立ち並んでます。でも、その下の住宅は壊滅。地震直後、どんな気持ちで下を見下ろしてたのかな。
こちらもそう。
ちょっとした高台と低地との差で命運を分けたと思うと何とも言えない思いがします。
田んぼの瓦礫は後回しなので、まだ拾われてない大切なものもあるのでしょうね。写真とかもどんどん腐食しちゃうから早く手が回るといいのだけど・・・。
菖蒲田浜を通り、8:15、七ヶ浜ボランティアセンターに到着しました!
ここでは23名が下車し、後の10名は国際村へ向かいました。2日間二手に分かれて活動するそうです
ボランティアセンターで受付を済ませ、その日の活動予定の発表時刻(9時)まで待ちますs。
6月21日(火)のボランティア人数は154名!平日なのに大勢のボランティアさんがいてびっくり^^
責任者からのお話しがあり、みんなで体操したら本日の役割分担発表です。
作業内容と人数が発表されるので、これなら出来るかも!って思う作業に立候補します。
ツアーボランティアの場合は、初めから役割が決まってることも多いようです。
そして初日は私と友人を含め、めもり~ツアーの7名の女性で写真洗浄部隊で作業することになりました。
ボランティアセンターの裏側にあるサッカー場が作業場となります。
広いサッカー場の片隅を利用し、地域ごとに分けられたビニールハウスの中に、その地域で見つけ出された記念の品々や写真を保管してます。
私たちは、ヘドロなどで痛んだ写真を刷毛でキレイに洗い流し、見やすく並べていく作業を1日任されました。
まずは、地域によって分けられている写真を、EMと書いてあるペットボトルの液体キャップ1杯半入れて、刷毛で洗浄していきます。(ところでEMって何の略だろう?)
バクテリア?だか何だかが繁殖して、写真の痛みが激しいのです。
なるべく原型に近い形で残してあげたいと思うものの、写真の淵が剥げてしまうのがほとんど。中には洗えば洗うほど判別できなくなっていく写真もある。そして写真に写ってる人たちはホトンドが笑顔なんですよね。なんとも言えない気持ちがこみ上げてくる作業でした。
いまこの写真の人物はどうしてるんだろう?とか、まさか赤の他人に見られるなんて想定してなかっただろうに、例え写真を救う作業であれ私たちが見てしまっていいのだろうか?とか、結婚式の写真、赤ちゃんの写真、七五三の写真、入学の写真などなど、それぞれの人生が詰まった大切な写真が刷毛をこする毎に剥がれてしまって、やり切れない気分でした(涙)
刷毛で汚れを落とした後は、水が乾くまで干しておきます。
乾いたら、地域ごとに分かれたビニールハウスに持っていってキレイに並べます。
写真整理をしている間に何人かの被災者の方が入ってきました。
みなさんじっくり写真を眺めながら、でもやっぱり見つからないみたいで手ぶらで出て行きます。
けど全ての方が、「これだけキレイにして大変だったでしょう。本当にありがとうね!」と声をかけてくれるんです。私なんてほんの数時間作業しただけなのに、なんと返していいか分からずにいたけど、それでも少しだけでも役に立った気がして嬉しかったな^^
午前中は9:30~12時まで2時間半の作業。12時から1時間の休憩の後、13時から16時まで3時間の作業です。
お昼は塩釜の若芳荘で受け取った手作りおにぎり。ちょっぴりしょっぱいけど美味しかった^^
ツアーで出される食事はおにぎり2個とたくあん2個のみなので、男性は自分で食べるものを買ってくるか、ボランティアセンターのカップラーメンを頂くなりしてお腹を満たし、午後からの重労働に備えるといいかも。
午後からもサッカー場での写真洗浄作業だったのだけど、途中雨が降ってきたんですよね。そのとたん何とも言えない臭いが漂ってきたんです。ヘドロのような臭い。見るとサッカー場の向かいは瓦礫の集積場。雨で臭いが出てきたようです。
そして初めて気づいたんだけど、七ヶ浜は臭いがないんです。他の被災地などは海産物の工場などがたくさんあって町中魚の腐った臭いや火事の後の灰の臭いが漂ってるらしいのですが、ここは普段は臭いがないんです。
現地の方が、この小さな七ヶ浜にボランティアとして人が集まるのも、一つには臭いが少ないことも大きいとおっしゃってました。ひどい場所だと髪にも服にも臭いがこびりついてどうしょうもない場所もあるとのこと。
七ヶ浜は元々、海水浴場やマリンスポーツが盛んな美しい海岸のある町だったそうです。だから所謂七ヶ浜ファンの人も大勢集まってるんだとは思うんですけどね^^
話は戻って・・・。
16時までそれぞれに作業を行い、国際村のメンバーと合流し、バスに乗って宿泊先である秋保温泉へ。
長くなってきたので次に続きます!
1)ボランティアバスツアーに参加!
2)1日目は写真洗浄作業
3)宿泊先は秋保温泉「華乃湯」
4)2日目は瓦礫の撤去
コメントありがとう♪
今度僕も同じ七ヶ浜行きボラバスに参加します。このブログで現地の様子がよく分かりました。続編、楽しみにしています。七ヶ浜は他の被災地のVCよりも道具が揃って作業しやすいと聞きました。以前のような美しい海の町に戻ることをイメージして、微力ながらお役に立てるよう働いてきます!
■大地さん
同じツアーに参加されるんですね^^
七ヶ浜は作業しやすい環境なので、安心してボランティア作業に精を出せると思います。
頑張ってくださいね♪
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